マップボックス・ジャパン合同会社(以下マップボックス)が提供している地図開発プラットフォームMapbox APIを、この度、株式会社ゼンリン(本社:福岡県北九州市、代表取締役社長:高山善司、以下ゼンリン)の地図を活用したプログラミング教材「まなっぷ」にご導入いただいたことをお知らせいたします。
▼ゼンリンのプレスリリース:
ゼンリン初の学習指導要領に沿った小学校の教材 地図上で学ぶプログラミング教材「まなっぷ」の提供を開始(2021年2月15日)
https://www.zenrin.co.jp/information/product/210215.html
マップボックス採用の理由
今回「まなっぷ」にご採用いただけた一番の理由としては、地図表示の自由度が高いことが挙げられます。デザインを柔軟にカスタマイズできるため、まなっぷ」の目的に適した「見やすい・直感的な地図」を実現することができました。例えば、児童がキャラクターを動かせたり、見つけた施設の場所に目印を置けたりするなど、地図上に様々な表現を行うことが可能です。また、教える立場の先生にとっても、地図の専門知識が無くても直観的に扱いやすいデザインとなっております。
また、全国の通常地図や白地図、航空写真、標高地図と、4種類の地図を選択でき、それらの地図上で容易に経路探索やデータアップロードができるなど、充実したAPI機能もご評価いただいております。これにより、授業の内容によって地図を使い分けることができ、様々な単元での「まなっぷ」活用が可能となります。なお、マップボックスはゼンリンとパートナーシップを締結しており、Mapbox APIにはゼンリンの地図データベースが提供されています。
マップボックスの社会貢献活動
本国のMapbox Inc.は設立当初、社会貢献を重視するKnight Foundation(注1)から将来の貢献度を認められ、これまで多くの大学や学術機関及び社会貢献プロジェクトと共に成長してきました。
今回の「まなっぷ」は、文部科学省の「新小学校学習指導要領」に沿ったプログラミング教育の実践事例であり、未来の社会を生きる子どもたちに必要な資質・能力を育成する重要な役割を果たすものと期待しております。
今回もプログラミング教材「まなっぷ」にMapbox APIが活用され、日本の小学校教育に微力ながら貢献し、ユーザーと一緒に成長できることを大変光栄に思います。
「まなっぷ」商品概要
地図上でプログラミング的思考が学べるWebブラウザ型サービスの「プログラミング教材」と、教材を使った指導の流れやプログラミングの組み方例が掲載された「学習指導計画案集」をセットで提供します。
プログラミング教材「まなっぷ」の特長
-ブロックを組み合わせてプログラミングを行うことで、写真や地図記号の表示や、線の描画など、地図上で様々な表現ができ、地図を使うあらゆる授業で活用できます。
-順序を考えながらブロックを組立ててプログラムを作る中で、プログラミング的思考を学習できます。
-自分の作成したプログラムを発表したり、他の児童と見せ合ったりすることで、より良いプログラムの組み方を学び合うなど、対話につながります。
-学校現場で最もメジャーなプログラミングソフト「Scratch」(注2)のUIを採用しているため、直感的にお使いいただけます。
-地図に関しては、高度なデザイン性とカスタマイズ性を有するMapbox APIを利用しています。
■詳しくは「まなっぷ」の商品サイトをご覧ください:https://www.zenrin.co.jp/product/category/education/manap/es/index.html
注釈
(注1)Knight Foundationについて:https://knightfoundation.org/
(注2)Scratchについて:https://scratch.mit.edu/
ゼンリン会社紹介
社名:株式会社ゼンリン
設立日:1961年4月
所在地:福岡県北九州市戸畑区中原新町3番1号
事業内容:『知・時空間情報』の基盤となる各種情報を収集、管理し、住宅地図帳などの各種地図、地図データベース、コンテンツとして提供。また、『知・時空間情報』に付帯、関連するソフトウェアの開発・サービスの提供。
URL: https://www.zenrin.co.jp