プレスリリース

ヒートマップやアイコンを使ったデータ可視化がさらに簡単に!地図デザインツールMapbox Studioに新機能がリリースされました

2021-07-22

マップボックス・ジャパン合同会社は、地図デザインツール「Mapbox Studio」(注1)にアイコン表示とヒートマップ表示の二つの新機能を追加したことをお知らせします。これにより、さらに効果的なビジュアライゼーションを作成することができるようになりました。

新機能の概要
1.Symbolsコンポーネント


Symbolsコンポーネント(注2)では、お好きなデータをアイコンで表示させることができます。上記画像では、Mapbox Studioで岩礁を「×」アイコン、島を「▲」アイコンで地図上に表示するように設定した例です。Symbolsコンポーネントには、最大7種類のMakiアイコン(注3)を追加することができ、目的に合わせてサイズ変更や色の変更が可能です。また、独自のアイコンを利用したい場合には、デフォルトのアイコンを選択し、お好みのアイコンと置き換えることもできます。


2.Heatmapコンポーネント

Heatmapコンポーネントでは、データの値や分布の密度を反映したビジュアライゼーションを簡単に作成することが可能です。このコンポーネントでは、データの値や分布の密度に基づき、スタイルが自動的に提案されます。また、配色には、Mapbox Studioに内蔵されている色覚障害者の方でも見やすいカラーパレットを使用することができます。

混雑状況の表示や感染症まん延の分布などのデータを可視化するユースケースにてヒートマップ表示を利用することで、より効果的なビジュアライゼーションを可能にします。


新機能の詳細に関しては、Blogの記事をご覧ください。

https://blog.mapbox.jp/n/n98eb6bf0b143


注釈

(注1)Mapbox Studio:カスタムマップをデザインし、位置情報を管理するアプリケーションスイート(アプリケーションソフトの一式)です。様々なマップスタイルやレイヤーが標準提供されているため、未経験者でも簡単に一から独自のマップを作成し、ウェブやアプリで公開することができます。

(注2)コンポーネント:一般的な地図の特徴を表す関連レイヤーの組み合わせです。道路や場所のラベルなどがその一例です。あらかじめ用意された各種のコンポーネントからスタイルを選択するだけで、効果的なカスタマイズが可能です。

(注3)Makiアイコン:地図デザイナーのために作られたアイコンのセットのこと。公園、美術館、博物館、礼拝堂など、一般的な観光スポットのアイコンが含まれています。

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