[サンフランシスコ、2022年4月20日(現地時間)発]
より良い車内体験を求める顧客の要望に応え、トヨタとレクサスはMapboxの技術を活用し、次世代のナビゲーション機能を提供することになりました。
J.D. パワー 2021年 US自動車初期品質調査によると、インフォテインメントシステムは最も煩わしい機能として認識され、スマートフォン接続は新車で2番目にがっかりする機能として認識されています。Mapboxは、お客様に価値ある車内体験を提供するため、トヨタが開発した次世代マルチメディアシステムを搭載した一部のトヨタ車とレクサス車に搭載されます。
このシステムには、UXに細心の注意を払って設計された高度なナビゲーション機能が含まれており、データやデザインの更新を無線で受信する機能が利用可能になり、ドライバーのニーズの進化に合わせたドライバー体験を可能にします。
MapboxはToyota Motor North America(以下、TMNA)およびその関連会社と密接に協力し、お客様の期待を上回るドライブ体験を市場に提供しました。Mapbox Maps SDKは、トヨタの次世代マルチメディアシステムを補完する地図デザインを取り入れ、ドライバーにとって直感的なターンバイターン・ナビゲーションを実現します。
TMNAのデザイナーはMapbox Studioを通じて、ナビゲーションの見た目と操作感を変更することができ、地図デザインの更新を瞬時に全車両に展開することが可能です。
以前は、一般的に車載地図は生産ラインから出荷された時点で固定されていたため、時間の経過とともにナビゲーションが古く感じられるようになっていました。しかし、トヨタはリアルタイムに全車両の地図デザインの更新を行うことができるため、ドライバーに最新の情報を提供することができます。次世代マルチメディアシステムを搭載する車両が増えるにつれ、ドライバーは、スマートフォンの更新と同様の方法で更新できる、より魅力的で堅牢なナビゲーションソフトウェアを利用できるという利点があります。
TMNA Connected Technologies groupのバイスプレジデント兼チーフエンジニア Charan Lota様のコメント
私たちは、ほとんど瞬時に見た目や操作感を更新できるようなシステムを開発しました。Mapboxとの協力により、お客様のUXを高め続けるために迅速に変更することが可能になりました。
MapboxのCEO Peter Sirotaのコメント
我々は、トヨタ様の次世代インフォテインメント・システムの中心に位置し、地図の見た目や操作感を一新できる、基礎的な要素となることをうれしく思っています。優れたソフトウェアは反復プロセスで作成されるため、今回のコラボレーションで重要なのは、トヨタ様が地図のデザインを完全にコントロールし、お客様のフィードバックに基づいて継続的に地図を改善できるようにすることでした。これは、次世代のドライバーが期待する車内体験を提供し、個人の好みに合わせて成長させるために重要なステップです。
*当報道資料は、2022年4月20日(現地時間)にMapbox Inc.が発表したプレスリリースの抄訳の一部をもとにしています。原文は下記URLを参照ください。