デジタル地図開発プラットフォームのリーディングカンパニーであるマップボックス・ジャパン合同会社(以下、マップボックス社)が運営協力する、第12回「mapbox/OpenStreetMap Online meetup」(主催:青山学院大学古橋研究室)が2023年8月21日(月)19:00~21:00にオンラインにて開催されます。参加は無料で、事前申し込みが必要です。(https://mapboxjpmeetup12.peatix.com/)
また、本Meetupの開催に併せて、マップボックス社の公式サイト(https://www.mapbox.jp)にて、高等学校教育の地理総合授業で活用できる「GIS教材」を公開します。
「mapbox/OpenStreetMap Online meetup」は、デジタル地図開発プラットフォーム「Mapbox」と、「OpenStreetMapユーザーコミュニティ」の交流イベントです。本Meetupは、地図業界の発展を目的に新しいデジタル地図の未来を語る場として、2019年10月より開催しています。
第12回テーマ:『地図を使いこなす者が教育を制する!』
本Meetupでは、高等学校教育の地理総合授業において地理情報システム(GIS)を活用した先導的な取組みを実践している神奈川県立高校2校の教員と、デジタル地図を活用したサービスの企画提案実習を行っている大学の 学生を招き、教育現場での活用事例を学ぶとともに、GISを活用した教育の未来についてディスカッションします。
近年の教育現場では、「ICT教育」の導入が進んでおり、その普及によりデジタル教材を活用した授業が必要不可欠となっています。
デジタル地図は、情報を3Dグラフやヒートマップなど多彩な形式で表現でき、さらに、訴求したい情報のみを見やすく表示できます。情報が可視化される視認性の高さから、直感的で感覚的な理解を促せるだけでなく、課題発見・解決のためのツールとしての役割を担えることから、教育現場でも注目されるようになりました。
2022年度から「地理総合」が必履修化された高等学校教育では、授業に取り入れられるウェブGISの利活用が課題となっていました。そうした中、神奈川県立厚木高等学校と神奈川県立厚木清南高等学校の2校では、マップボックス社の教材および授業計画の開発支援により、「自然災害と防災」などの授業テーマに合致するデジタル地図を活用した授業を今年度から取り入れています。
また、日本初の「情報系」新大学である東京国際工科専門職大学では、学生がMapboxを活用して、人々の暮らしに貢献する“新たなデジタル地図サービス”を創出することを目的とした企画提案実習を行っています。
これらの学習活動の事例や体験から、デジタル地図が教育にもたらす効果や次世代の地理空間情報がどのように人々と繋がり、新しい社会を創り出していくのか議論します。
■第12回「mapbox/OpenStreetMap Online meetup」概要
名称:mapbox/OpenStreetMap Online meetup #12
開催日時:2023年8月21日(月)19:00~21:00
主催:青山学院大学 古橋研究室
協力:マップボックス・ジャパン合同会社
NPO法人CrisisMappers Japan(災害ドローン救援隊DRONEBIRD/JapanFlyingLabs)
OSGeo.JP、OpenStreetMap Foundation Japan
参加費:無料
申込み:https://mapboxjpmeetup12.peatix.com/
参加方法:オンライン(事前申込後にZoom ウェビナーURLをご案内)
公式ハッシュタグ:#mapboxjpmeetup
行動規範 Code of Conduct:https://github.com/furuhashilab/README/issues/4
■プログラムスケジュール ※変更となる可能性があります。
19:00-19:05 オープニング(古橋 大地, 青山学院大学 教授)
19:05-19:10 マップボックス・ジャパン合同会社 高田 徹, CEO(最高経営責任者) 挨拶
19:10-20:10
・地理総合授業での地図やGISの活用事例や授業における課題
岩見 和行 先生(神奈川県立厚木高等学校)
新井 貴之 先生(神奈川県立厚木清南高等学校)
・東京国際工科専門職大学での地域共創デザイン実習について
大関 和夫 教授
生徒3チーム
20:00-20:30 State of the Mapbox
20:30-20:50 Lightning Talks
20:50-21:00 クロージング (古橋 大地, 青山学院大学 教授)
21:00 閉会