*当報道資料は、2024年1月9日(現地時間)にMapboxInc.が発表したプレスリリースの抄訳の一部をもとにしています。
デジタル地図・位置情報プラットフォームのリーディングカンパニーであるMapboxは、現代自動車グループの自動車ソフトウェア・イノベーション・リーダーである現代Autoever社(以下、Hyundai Autoever)との協業(以下、本協業)を発表しました。MapboxとHyundai Autoeverは、車両やモバイルアプリケーション内で自然で実用的な会話が可能なロケーション・インテリジェントAI音声アシスタントであるMapboxの「MapGPT」を中心に、AIを活用したデジタルエコシステムを開発することで、ドライブ体験を再定義します。両社は、概念実証でこのソリューションの実行可能性を実証し、現在、ソリューションの商業化を目指しています。
本協業は、HyundaiAutoeverのビジョンであるデジタル強化車両の中でAIナビゲーションを推進します。MapGPTは、Mapboxの位置情報データで常に更新されるロケーション・インテリジェンスにより、ドライバーに交通渋滞を回避するルートやリアルタイムの気象警報などの推奨情報を提供し、よりスムーズで安全な運転をサポートします。
また、MapGPTを車両と付属のスマートフォンアプリの両方に統合することで、ドライバーは車内にいても、外出先でも、車両のシステムに簡単にアクセスし、管理できるシームレスなデジタル体験を実現することが可能です。MapGPTを使えば、ドライバーは音声で空調、窓、音楽などの車載システムを操作でき、OpenTableやTripAdvisorなどの人気サードパーティー・ツールと統合することで、全体的な運転体験をより豊かにします。
本協業により、MapGPTに韓国語サポートとHyundai Autoeverが提供する韓国ローカル検索が追加されます。韓国市場向けにローカライズされたサポートは、ユーザーの使いやすさを高めるための重要な鍵となります。
今後、本協業では「Mapboxfor EV」による電気自動車に特化したサポートや、視覚的に没入でき直感的なナビゲーションマップを実現する「Mapbox3D Navigation」の統合も予定しています。
■Hyundai Autoever ナビゲーション事業部長 ドンクォン・スー氏コメント
車載体験の未来を形作る上で、Mapboxと協業できることを嬉しく思います。我々の協業は、位置情報技術の可能性を広げ、革新的なMapGPT AI搭載デジタルエコシステムでドライバーの利便性、安全性、楽しみを向上させることを お約束します。
■Mapbox CEOピーター・シロタのコメント
MapGPTがAIナビゲーションの最前線に立つことで、我々はドライバーのナビゲーション方法を変革するだけでなく、運転体験全体に革命をもたらそうとしています。Hyundai Autoeverとの協業は、包括的なデジタル環境を構築する上で 大きな飛躍を意味します。
■Hyundai Autoeverについて
HyundaiAutoeverは、モビリティ・ソフトウェア・ソリューション・プロバイダーとして、車両および車両周辺のDXをリードすることで、顧客の成長を促進しています。 Hyundai Autoeverは、SDV時代を前進させるために車載領域の車両ソフトウェアプラットフォーム、ナビゲーションソフトウェア、精密地図などの製品を開発し、車両ソフトウェアの完成度を高める品質検証サービスも提供しています。また、DXを成功させるための企業ITシステムを構築・管理・運用するエンタープライズITや、クラウド機能を活用したITサービス、 生産革新のためのスマートファクトリーソリューションなど、顧客が必要とする様々なソリューションやITサービスを提供しています。