デジタル地図開発のグローバルリーダーであるマップボックス社は、2024年10月15日~18日に千葉県の幕張メッセで開催されたデジタルイノベーションの総合展「CEATEC 2024(シーテック 2024)」に出展しました。自動車、物流、製造業、気象など多様な分野での最新の事例の展示に加え、10月16日には、「今こそデジタル地図を活用して社会問題を解決してみませんか?」と題し、デジタル地図技術を利用して社会課題に立ち向かうセッションにも登壇。多様な業界から足を運ばれた来場者に、デジタル地図や位置情報データを利用したビジネスイノベーションをご紹介しました。
「CEATEC」は、今年で25周年を迎えるデジタルイノベーションの総合展です。本年は、「Toward Society 5.0」のコンセプトのもと、CEATEC 25 周年の特別テーマ「Innovation for All」を掲げ、特別企画やCONFERENCE・イベントなどが実施されました。また本年は、約70年続いてきた「東京モーターショー」から昨年新たに生まれ変わった「Japan Mobility Show」も同会場で併催され、スタートアップと事業会社による豊かで夢のあるモビリティ社会の構築を目指した展示も行われました。
■ブースには自動車・物流業のご来場者多数 セッションにて社会問題解決を語る
今回のCEATECにおいて、マップボックスは、「パートナーズパーク」エリアにある「一般社団法人LBMA Japan」内にブース出展し、自動車、物流、製造業、気象など幅広い分野での最先端の事例を展示。また10月16日には、「今こそデジタル地図を活用して社会問題を解決してみませんか?」と題し、災害と物流業界の2024年問題に焦点を当てた社会課題に向き合うセッションも開催しました。
ブース展示には、多様な業界のご来場者様にお立ち寄りいただきましたが、中でも多かったのは自動車関連業や物流業のお客様です。特に、乗り合いタクシーや物流業界で導入されているMapboxの最適ルート算出や、天気アプリで使用される気象データのリアルタイム表示など、データをいかに地図と組み合わせて可視化するかという技術に注目が集まりました。
セッションでは、大きく「災害対策」と「物流の2024年問題」の二つに焦点を当て、これらの問題に対してMapboxを導入し課題解決を図る事例をご紹介。気象データや地震等の災害情報をリアルタイムで地図上に表示することで、土地勘のない旅行者でも簡単に避難経路を知ることができるサービスや、ドライバーの経験や勘に頼り作業が属人化することで起こる物流業での問題に対し、道路を走るトラックの積載量・速度・到着予定時間を地図上に表示するアプリでコスト削減と効率化を達成した事例に多く関心が寄せられました。
マップボックスは、CEATEC 2024において、デジタル地図とデータを融合させた革新的なソリューションを紹介し、多くの来場者から高い評価を得ました。自動車、物流、防災といった幅広い分野における具体的な事例を通じて、マップボックスの技術がどのように課題解決を支援できるかを実感していただけたことが、好評を博した要因の一つです。今後も、当社の位置情報技術を活用し、来場者の皆様のニーズに応えるソリューションを提供し続けることで、さまざまな業界の発展に貢献してまいります。