プレスリリース

DX時代に地図の新たな事業価値創出を目指し、マップボックス・ジャパンとゼンリンがパートナーシップを締結

2021-07-14

マップボックス・ジャパン合同会社(以下「マップボックス・ジャパン」)と株式会社ゼンリン(本社:福岡県北九州市、代表取締役社長:髙山 善司、以下「ゼンリン」)は、両社によるソリューションの共同開発を目指し、パートナーシップ(以下「本パートナーシップ」)を締結しましたので、お知らせします。

本パートナーシップの背景

マップボックス・ジャパンが提供するMapboxサービスは、2019年から日本においてゼンリンの正確で網羅性の高い地図データを採用し、カスタマイズ性の高い地図情報サービスの開発プラットフォームを提供してまいりました。一方、ゼンリンは、地図データベースにおける日本のマーケットリーダーとして、住宅地図をはじめ、カーナビやインターネット地図等、詳細な地図情報を整備・提供してまいりました。現在、多種多様な業界でDX(デジタルトランスフォーメーション)が推進されており、企業がデジタル地図を活用するに当たって、様々なカスタマイズやデータ活用を行うニーズが高まっています。このような背景の下、マップボックス・ジャパンとゼンリンは、より多くの利用者のニーズに応えるソリューションを提供するため、両社で協業を進めることに合意いたしました。


今後の展望

本パートナーシップの下、マップボックス・ジャパンとゼンリンは、両社のサービスを組み合わせたソリューションを共同で開発します。具体的には、マップボックス・ジャパンは、ゼンリンとの協力関係を通じて、Mapboxサービスの品質向上および日本市場にローカライズした新たなサービスの開発を目指します。ゼンリンは、マップボックス・ジャパンへの地図データ提供に加えて、両社サービスを最適に連携させ、顧客のニーズに応じたソリューションの開発とその販売に対応していきます。

既に、第一弾の連携サービスとして、Mapboxサービスを利用した小学生向け地図プログラミング教材「まなっぷ」がゼンリンからリリースされています。今後、地図情報サービスと可視化ソリューションを活用して、様々な分野で両社サービスの連携・拡大を進めていきます。両社は、これらの新しいソリューションを、新規および既存顧客や、ヤフー株式会社やPayPay株式会社をはじめとするソフトバンクグループ会社に提供し、さらなる採用実績を積むことで、多種多様な業界におけるDXの加速に貢献することを目指します。


マップボックス・ジャパン 最高経営責任者CEO 高田 徹のコメント

今回のパートナーシップ締結に際し、マップボックス・ジャパン 最高経営責任者CEOである高田徹は次のように述べています。「ゼンリンの高精度な地図情報はMapboxサービスにおいて必須の要素であり、ゼンリンはリセラーとしても重要なパートナーです。本パートナーシップにより両社の関係をさらに強化し、地図の新たな事業価値を創出していくなど、一緒に地図業界を盛り上げていきたいと思っています。」


ゼンリン 取締役 常務執行役員 事業統括本部長 藤沢 秀幸のコメント

ゼンリン 取締役 常務執行役員 事業統括本部長である藤沢 秀幸はパートナーシップ締結にあたり、次のように述べています。「マップボックス・ジャパンとの更なる連携を深められる体制ができたことを大変嬉しく思います。Mapboxサービスは、高いビジュアライゼーションやカスタマイズ性に特長があり、弊社地図情報を活用したサービスの可能性を広げることができます。弊社『まなっぷ』がその一例です。今後、お客様のニーズに応じ、様々な分野で両社のサービス連携を進めることで、新たな価値・サービスを発信していきたいと思っています。」

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