バーチャル空間に第二の地球として開発された仮想世界「Earth2.io」において先日、MTS(Mapbox Tiling Service)を用いた新しいマップとヒートマップがリリースされました。
Earth 2では、現実の地球全体と地理的にリンクしたデジタルグリッドレイヤーが作成されており、ユーザーはタイルという形で仮想の土地の所有権を主張できます。また、Earth 2のプラットフォームでは、世界中のあらゆる仮想の土地を検索、購入、入札することができます。ユーザーは売却を見越して土地を購入したり、Earth 2の将来の成長に備えて保有しておいたりすることが可能です。
Earth 2では、Mapbox GL JSと最新の衛星画像データ、およびTemporary Geocoding APIを活用して、ユーザーが購入するタイルを検索できるような機能を提供しています。そしてユーザーは、購入したタイルに自国の国旗を掲げることで、所有権を主張することができます。
Earth 2のセグメント化されたデジタルレイヤーの土地は、地球上のすべての土地と対応するように、5兆1,000億個以上のユニークなタイルで構成されています(1タイルは約10×10メートル)。Earth 2の仮想の土地は、需要や立地、収益可能性に基づき、時間の経過とともに価値が上昇します。
Earth 2では、ここ数ヶ月で数千万個のタイルの獲得や取引が行われるなど、驚くべき成長を遂げています。そこで私たちは、Earth 2の開発チームと密に協力し、タイルの購入や取引のようなユーザーの活動をトラッキングする新機能をリリースしました。この新機能では、Earth 2の地球全体を4時間ごとに更新するMapbox Tiling Service (MTS)を使用し、膨大な量の取引データを処理、またプラットフォーム上にヒートマップレイヤーとしてレンダリングします。これにより、Earth2の地球全体でタイルの獲得や取引が起きている場所を確認できるようになりました。
私たちMapboxはEarth2のチームとともに、今後もエキサイティングなリリースをサポートしていきます。詳細はearth2.ioをご覧ください!
*本記事は、Mapbox Inc. Blogの翻訳記事です