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活用事例

MapboxとESRIを組み合わせてマレー・ダーリング盆地情報プロジェクトを推進 - オーストラリア気象局 | Built With Mapbox

2021
08
16

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オーストラリア気象局は、オーストラリアの気象・気候・水に関する国家機関です。干ばつや洪水、火災、暴風雨、津波、熱帯サイクロンなど、自然環境の厳しい現実に対処するオーストラリアの人々を専門知識とサービスで支えています。オーストラリア気象局は、広く利用されている政府のサービスとして、オーストラリア地域と南極地域を対象とした定期的な予測、警告、監視、助言を提供しています。

オーストラリア気象局は、マレー・ダーリング盆地に沿ったさまざまな地域の貯水池の貯水量、利用量、前年との増減などの情報を可視化するマップを必要としていました。Reactを使用して構築されたこのマップは、Mapbox GL JSライブラリを含むvis.glフレームワークのreact-map-glコンポーネントを使用してレンダリングされています。Mapbox GL JSライブラリは、外部の地図タイルソースとレイヤーをサポートすることで、既存のESRIタイルセットに簡単に統合することができます。ラスターおよびベクター両方のタイルソースがサポートされています。

オーストラリア気象庁はマレー・ダーリング盆地について、次のように説明しています。

オーストラリア気象庁「マレー・ダーリング盆地は、オーストラリア南東部の広大な地域で、相互につながった川や湖を通って水が流れています。主な河川は、マレー川とダーリング川の 2 つです。盆地には220万人以上の人々が住んでおり、その中には40の異なる先住民族の人々も含まれています。国際的に重要な16の湿地帯、35の絶滅危惧種、98種の水鳥が生息しています。オーストラリアの農作物の約40%は、マレー・ダーリング盆地で生産されています。」
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*マレー・ダーリング盆地の詳細は、こちらをご覧ください。 

オーストラリア気象庁が貯水池の情報を可視化するマップをレンダリングするにあたり、柔軟なビルディングブロック、カスタマイズ性、ESRIとの統合のしやすさなどから、Mapboxがベストパートナーであると確信しました。また、Mapbox Studioのおかげで、気象庁のデザイナーは様々な機能や色を使ってマップを素早くカスタマイズできるようになりました。これにより、Web開発チームの生産性が向上し、ポータルをより早く公開することも可能となりました。

*本記事は、Mapbox Inc. Blogの翻訳記事です。

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