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活用事例

ワシントンポスト紙が国勢調査データの視覚化にMTS(Mapbox Tiling Service)を使った理由|Built With Mapbox

2021
11
05

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ワシントンポストの国勢調査分析には、大量のデータと複雑なデータの前処理が含まれており、インタラクティブなストーリーでパーソナライズされたユーザー体験を可能にする必要がありました。国勢調査データの抽出と分析は、時間のかかるプロセスです。まず、データレポーターがデータの前処理を担当し、ワシントンポストの歴史的な1990年の国勢調査データセット、2020年のテストデータ、既存の国勢調査データ処理パイプラインを利用して、数十年にわたる地域の境界やフィールド定義の変更を修正しました。そして、1990年から2020年までの国勢調査による人種構成のデータセットを出力しました。

前処理されたデータセットは報道室エンジニアチームに渡され、MTSでタイルセットを構築し、グラフィックレポーターが過去30年間の米国内の人種や人口動態の複雑な変化を伝えるために使用されました。


レシピ

レシピとして知られるMTSの設定ファイルは、開発者が一度データアップロードをしたのち、迅速に反復作業を行えます。

”MTS レシピは、タイルセットレイヤーを設定し、グラフィックレポーターに変更を提出する前に、限られた地理エリアですばやく変更をテストするための、他にはないユーザーフレンドリーな方法です。” ペイジ・ムーディ氏(ニュースルームエンジニア)

スピード

SparkベースのサービスであるMTSは、約74k区画分の時系列人種データを約1分で処理し、グラフィックチームから要求された修正を迅速に行うことができました。  


タイルの統計

デスクトップとモバイルの両方の読者を持つワシントンポストは、パフォーマンスに関する洞察を必要としていました。 Job APIエンドポイントから返されるデータと、Tileset Explorerから提供される統計情報により、開発者は、すべてのユーザーに対して、すべてのデバイスでマップを高速化するために必要な情報を得ることができます。


迅速なイテレーション

データセットは事実上変わらないものであるため(2020年のデータ公開時に一度だけ再処理されます)、MTSを使う開発者は、データセットを一度だけアップロードし、レシピの変更に基づいてズーム範囲やフィールド値を変更するだけで済みます。開発者は、機能プロパティに比率ではなくパーセンテージを使用するなど、チーム間のフィードバックを迅速に取り入れました。


MTSを使って、報道室エンジニアチームは合理的なタイルセット作成パイプラインとパフォーマンスの高いタイルセットを構築しました。その結果、異なるプロジェクトを通して、レポーティングチームとエンジニアチームのシームレスな引継ぎにより、イテレーション(反復)とコラボレーションを簡素化することができました。


MTSがTippecanoeよりも大規模データセットに適している理由

処理時間の短縮

MTSはタイリングジョブをSpark経由でクラウド上で実行しているため、パフォーマンスが安定しており、非常に高速です。Tippecanoeは従来のデスクトップツールであり、パフォーマンスは個々のコンピュータのハードウェアが提供するリソースに大きく左右され、タイリング時間に大きなばらつきがありました。

ワシントンポストの国勢調査データセットでは、Tippecanoeはタイルセットの作成に約8分かかるのに対し、MTSは約1分です。データセットが大きくなるにつれ、サービス間の処理時間の差は広がり続けています。


視覚的・統計的ツールの向上

Tileset Explorerは、Mapbox Studioで利用できるMTSのタイルセット専用の検査ツールです。タイルサイズの統計、ジョブやレシピの履歴、X線データのプレビューなど、タイルデータを視覚化することができます。Tileset Explorerは、出力されたタイルセットについての情報を提供し、ビジュアライゼーションやパフォーマンスに関する意思決定に役立ちます。


シームレスなデータパイプラインの自動化

Tippecanoeは専らクライアントベースであり、Tippecanoeでのタイルセット作成は通常、実行ファイル(すなわちMakeファイル)で行われますが、これはプロジェクトやサービス間で簡単に再利用することができません。

MTSではAPIとCLIの両方のオプションを提供しており、1つまたは複数のデータパイプラインに簡単に統合することができます。


堅牢で参照可能なデータ操作とGIS操作

MTS では、JSON 設定ファイル (レシピ) を通じてアップロード済みのソース ファイルを参照できるため、反復処理が非常に高速です。レシピは、出力タイルセットのデータ条件を設定する際に使いやすい方法です。

Tippecanoeでは、新しいタイルセットのオプションを繰り返しテストしたい時には、その都度ソースファイルを処理してアップロードする必要があります。TippecanoeのタイルセットオプションはCLIのargs/flagsによっても設定できますが、これは参照や解読がより難しくなる場合があります。


早速使ってみましょう

今回の国勢調査は、1968年のDC暴動から野生動物の移動パターンまで、ワシントンポストがMapboxを利用した一連のプロジェクトの中で最新のものです。大規模なデータセットを高品質でインタラクティブなマップで紹介したい場合は、今すぐMTSを使い始めましょう!

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