マップボックス・ジャパンがゴールドパートナーを務めるツール・ド・東北 2022は、9月18日(日)、宮城県石巻市のセイホクパーク石巻をスタート・ゴール地点に3年ぶりの開催。各地から集まったライダーたちが、潮風を感じながらファンライドを楽しむ中、東北応援企画リアルタイムマップなどで大会を盛り上げました。
リアルタイムマップに見入る人も
大会は新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けて、2年連続で現地での走行が中止されたため、3年ぶりのリアル開催。当日は6時30分のスタートを前に、ファンライドを心待ちにしていたライダーらが笑顔を見せながら会場入りしていました。
大会は東日本大震災の復興支援、および震災の記憶を未来に残していくことを目的としていることから、スタート前のセレモニーでは黙祷も行われました。その後、石巻市内にのぞいた青空のもと、ライダーらは100kmと65kmの旅へと出発していきました。
マップボックス・ジャパンでは東北応援企画として、「リアルタイムマップ」を実施。出走したライダーの位置情報やエイドステーションの定点映像、さらにはマップボックスから出走したライダーの自転車に取り付けた車載カメラからの映像を配信しました。スタート・ゴール地点に設けられた出展ブースでは、マップを大画面モニターで放映。応援に訪れた地元の方たちが、その様子を見入っていました。
ブースではファンライドを終えたライダーが、記念撮影できるフォトスポットを展開。長距離を走り終えた安堵(あんど)感をにじませながら、手持ちのスマートフォンで記念の一枚を撮っていました。ライダーからは「北上川から神割崎までの区間が追い風となり気持ちよく走ることができた」「スタッフの人が沿道で手を振ってくれ、とてもアットホームな大会だった」といった感想が聞かれました。
また大会は各地のエイドステーションで振る舞われる地産食材を使った汁物やカレーなどが名物になっており、「海の景色を見つつ、地元の食べ物に舌鼓を打てて満足」と笑みを浮かべるライダーもいました。
マップボックスからもライダーが出走し、全員が完走。「ロードの大会に初めて参加したが、いい先輩たちに引っ張ってもらえて気持ちよく走れた」「100kmに参加したメンバーはチームを組んで走り楽しかった。一部風がキツいところもあったものの心折れることがなかった」など、それぞれに充実の表情を浮かべていました。
ゴールするライダーに対して、応援エリアからは「ありがとう」の声も飛んだツール・ド・東北。3年ぶりにリアル開催が実現し、止まっていた時計の針が再び動き始めました。来年も東北の地で「笑顔の再会」となることを期待せずにはいられません。